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たばこ(喫煙)の関係について - 歯周病治療 | 歯医者・歯科

歯周病とたばこ(喫煙)の関係について

歯周病の進行度

喫煙者と非喫煙者では進行度や治療の効果に差が出ます。
言うまでもなく喫煙者の方がかかりやすくなります。
また、喫煙者の方が進行しやすく、治りにくい傾向にあります。

アメリカで2000年に発表された研究結果では
喫煙者が禁煙してもすぐに効果は出ず、11年以上しないと歯周病リスクは下がらないという報告がされています。

たばこの何が悪影響か

ではたばこの何が悪影響なのでしょうか?

1 歯にヤニが付く
たばこの煙の中にはタールという物質が含まれます。このタールは歯の表面にこびりついてヤニとなります。 このヤニはべっとりと歯に付いているので歯磨きでは取れません。 ヤニの表面はざらついているので、歯垢や歯石が付きやすくなってしまいます。 そのため歯周病になったり、悪化させる要因となります。

2 歯周病菌に対する免疫力を低くする
たばこの成分であるニコチンは免疫に関与する白血球の働きを弱らせてしまいます。
そのため歯周病菌が歯周組織に侵入しやすくなり、細菌の出す毒素により組織を破壊します。

3 治りを悪くする
ニコチンは体が歯周病を治そうとする働きを阻害します。
ですから治療に励んでも、治りが悪く効果が感じられない場合があります。

喫煙者イメージ

このように、喫煙は発症の要因になるだけでなく、より悪化させ、治りにくくする要因なのです。

百害あって一利なし!なのです。



予防のために禁煙

また、喫煙者の歯周病の特徴として、歯茎からの出血もなく、歯茎の腫れなど、炎症症状が少ない傾向にあります。
そのため気づきにくく、気づいた時には手遅れとなるケースが多くみられます。

このように、治療には禁煙が必須です。
禁煙しても喫煙の悪影響は10年以上続くのです。

たとえ今歯周病になっていなくても予防のために禁煙しましょう!

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