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監修:顧問指導医: 永山 幸
土日・祝日も診療しております!
抜歯したその日にインプラントする事は可能です。
ただ、抜歯となる歯の状態がある程度良い状態でないと出来ません。
抜歯後即時インプラントと言いますが、実際にこの適応はかなり限られます。
抜歯と同時にインプラントを骨内に埋め込む手術法です。
これが出来るのは最低限以下のようなケースです。
・抜歯した後に理想的な位置に埋入出来る事
・手術時に十分な固定を得られる状態である事
・抜歯する歯を支える骨の状態が保存されている事
抜歯の原因は虫歯、歯周病、外傷、など様々です。
通常は骨が治癒してから埋入手術をします。
骨や歯肉に炎症があったりする場合はこちらの方法が選択されます。
抜歯してしばらくすると歯を支えていた骨(歯槽骨)が吸収します。骨の吸収が著しい場合は埋入前や埋入時に骨の造成が必要になります。
抜歯する歯や骨にダメージが少なく、炎症症状がなければ抜歯即時インプラント埋入が可能です。治療期間の短縮が可能となります。
・歯を支える骨(歯槽骨)の不要な退縮を防止できる。
・手術回数を減らせる
・歯が入るまでの期間を短縮できる
歯を支える骨の退縮を予防できると、歯茎の退縮や陥没をしませんので上顎前歯などでは特にメリットが大きいと言えます。
骨や歯肉の状態が良くないと出来ませんので適応範囲はとても狭く、抜歯した穴とのサイズに2ミリ以上の乖離が生じる場合はできません。
無理をして失敗するよりは通常通りの埋入をした方が安全な場合も少なくありません。
また、手術をする歯科医師の技術力や経験がかなり必要です。ですから普段インプラント治療をさほどしていない歯科医師に手術してもらう場合は通常埋入法の方が良い事もあるでしょう。
当院は全ての埋入手術でCT検査をしてデジタル技術を使用して手術の設計をします。その時点で適応かどうかを見極め、安全性が高い事がわかれば抜歯後即時インプラント埋入法をご案内しています。

① 口腔内診断 歯肉や歯の状態を診察
② レントゲン検査
③ CT検査
④ デジタル診断 CTデータを元に理想的な埋入位置を決める
⑤ サージカルガイド製作 設計ソフトで決めた埋入位置がそのまま口の中に反映できるサージカルガイドを作ります。

⑥ 抜歯即時インプラント埋入 抜歯後すぐにサージカルガイドを用いて設計通りに骨に埋入します。場合によっては人工骨を抜歯した穴に補てんしながら埋入します。
⑦ 抜糸 術後2週間で抜糸します。
⑧ 4~6か月の治癒期間を経て歯型を採ります。
⑨ 歯を連結させます。
痛みは通常の埋入手術の痛みと一緒です。
痛み止めを服用頂ければ収まる程度の痛みです。
腫れも通常の埋入と同じです。
治療期間は通常のよりも半年ほど短縮できます。
インプラントのよくある質問
どんな歯科治療にもメリットとデメリットがあるように欠点やリスクはあります。しかし、事前に理解しておくことで、リスクは回避できると考えます。
保険診療外の治療法です。保険が適用される入れ歯やブリッジなどの治療法との違いについてはこちらで詳しく解説しております。
歯科治療全般に痛みに対して不安に思われる方が多くいらっしゃいます。当院では熟睡状態で治療が受けられる静脈内鎮静法法を完備しております。
症状は同じです。どちらも痛みなくじわじわと進行します。原因はインプラント周囲の歯磨き不足です。歯垢があると歯周病菌が増殖しやすい環境になります。
抜歯した箇所にそのまま埋め込む即時埋入法と呼ばれる治療法がありますが、顎の骨の状態が良好な方や、歯茎の炎症のほとんどない方に限定して適応となります。
骨に埋め込むのはチタンなど生体親和性に優れた材質なので、アレルギーを起こす方はほとんどおりませんが重度の金属アレルギーの方は検査をして頂いております。
適応とならない方が稀にいらっしゃいます。糖尿病や高血圧など、全心疾患をお持ちの方や、現在服用しているお薬によってお断りする場合があります。