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喫煙がインプラントに与える影響について

たばこ喫煙者でもできますか?

たばこ喫煙者でもインプラント手術できますが、喫煙により創部の治癒が悪くなり、骨結合しない場合があります。
喫煙は治療が失敗する大きな原因となります。
アメリカでは喫煙者は禁忌となっている程です。
喫煙をすると末梢血管の血流が悪くなり、傷の治りが遅くなったりしますので出来れば禁煙して頂くのが理想です。

骨移植をする場合は基本的に喫煙者には行いません。
これは創部がうまく治らない可能性が高いからです。

骨結合して、歯を入れる事が出来ても、喫煙を続ければインプラント周囲炎になるリスクは高いままです。
折角費用をかけて処置するのであれば、この機会に禁煙するのも良いかもしれません。

タバコ喫煙者の口腔疾患

喫煙者の方では、まず歯に対して色素の沈着が起こります。
これは、タバコのヤニで黄ばんでしまうことは広く知られておりますし、こうしたヤニを歯磨きで落とす歯磨き剤も売られています。
歯茎も同様に、タバコによって黒ずみます。
また、喫煙者特有の口臭は、周囲に不快な思いをさせます。
こうした状態は、ご自身でもある程度改善できると思いますが、本当に怖いたばこと口腔疾患の関係は実は様々にあります。

歯周病

喫煙者の方が非喫煙者よりも歯周病を患うリスクが非常に高くなります。
ニコチンに含まれる成分が歯周病菌を増殖させる原因と考えられています。

口腔がん

喫煙によるがんの発症では、咽頭がん、肺がんなどに続いて多く、非喫煙者と比較して何倍もの発ガン率と言われています。

歯科医院流禁煙のススメ

歯科治療、特にインプラント治療を受ける方では、健康になりたいという願望を持って治療を受ける方しかいないと思います。
治療を受けるに当たり、禁煙を始めてみてはいかがでしょうか。



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