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矯正について - 受け口治療・切端咬合 | 歯医者・歯科

受け口(反対咬合)は矯正で治りますか?

自力で治せるのか?

成長期であれば生活習慣や舌癖を改善する事で予防できます。
ただ、成長が終わった時点では自力で治せません。
ネット情報にはさも自力で治せるような方法が書いてあるのを見かけますが、間違いです。誤情報に惑わされないようご注意ください。
受け口治療はご状態によって適した施術方法が異なります。
ご自身にはどの方法が適しているのか歯科医院でご相談する事をお勧め致します。

ワイヤー矯正による場合

歯だけに原因がある場合は、歯列矯正をする事で改善する事が可能です。
多くの方がご存知のワイヤー矯正による処置の場合は、下の歯を奥に入れ込むスペースを確保するために抜歯が必要になります。

ワイヤー矯正時の抜歯位置

マウスピース矯正による場合

マウスピース矯正の場合はごく軽度の受け口であれば改善できます。ただ、骨格的な要因がある方や下の歯がある程度前に出ている場合はマウスピース矯正の適応外です。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正でも治療が難しい場合

骨格的な要因の場合はワイヤー矯正だけでは改善できません。ワイヤー矯正で処置する場合は「外科矯正」という矯正治療となります

まず上下の歯並びを整えるために外科手術前に歯科矯正を行います。(術前矯正)
その際に受け口の状態からさらに下の歯が前に出た状態となります。
その時期は受け口が悪化したと感じるでしょう。
術前矯正が終わったら、下顎を後ろに下げる手術をします。
これは1〜2週間の入院は必要ですし、 最初は口が開きませんので食事も鼻のチューブから摂取します。この時期はかなり辛い期間です。
術後のダウンタイムがある程度落ち着いたら最終的に咬み合わせを調整するために再度ワイヤー矯正をします。(術後矯正)

ワイヤー矯正での外科矯正は4〜5年という期間がかかります。

また、マウスピース矯正では骨格的な受け口を治療する事が出来ませんし、
抜歯が必要な受け口は治療できません。

セラミック法による場合

噛み合わせが逆になっている部分だけ処置を行います。下顎を内側にひっこめた状態のセラミックの歯をかぶせてかみ合わせを改善します。セラミッククラウン法での治療の場合は4~5回の通院で完了します。1回目の治療時に仮歯を入れますのでその時点で受け口のようなかみ合わせではなくなります。費用は何本の歯を治療するかで決まります。

上下の前歯が完全に受け口の場合は上下前歯12本の治療をする事が多いです。特別な器具を使ったりしませんので、治療に痛みは伴いません。


オールセラミッククラウン法による治療

りんかく形成(下顎骨切り手術)による場合

骨格に原因のある受け口の場合は、歯の矯正だけでは改善できませんので、骨格的な治療(下顎骨切り手術)が必要になります。受け口の中でもしゃくれた顔つきの方で、輪郭も改善したいという場合は骨格的な処置(下顎骨切り手術)をした方が、受け口と同時に下顎の突出を改善できますので人から見てしゃくれた印象がなくなるでしょう。

下顎骨切り手術は1回の手術で輪郭もかみ合わせも一気に処置可能です。大学病院などで行われている骨の手術(下顎矢状分割術)とは違い、腫れや痛みは軽いので短期的にダウンタイムなく改善する事が可能です。


下顎骨切り手術による受け口治療

症例写真

実際に受けられた患者様の症例をご紹介します。

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