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監修:顧問指導医: 永山 幸
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歯並びが悪くなる原因は、大きく分けて「先天的(遺伝)」なものと「後天的(習慣・病気)」なものの2つがあります。それぞれの原因を正しく理解し、適切な対策を行うことが大切です。


歯並びは「顎の形」と「歯の大きさ」のバランスで決まるため、両親や先祖から受け継ぐ遺伝子の影響を強く受けます。
顎が小さく歯が大きい遺伝的特徴を引き継ぐと、歯が並ぶスペースが不足し、ガタガタ(叢生)の原因になります。
歴史的に有名なオーストリアのハプスブルク家は、代々「受け口(下顎前突)で顎が長い」家系として知られています。これは、特定の骨格遺伝子が受け継がれた結果と言われています。このように、骨格的な特徴は遺伝の影響を大きく受けます。

乳歯から永久歯に生え変わる時期に矯正歯科を受診し、永久歯の生え方を誘導することで、将来的な悪化を防ぐ「予防矯正」が可能です。
遺伝により顎が著しく成長し、長くなってしまった重度のケースでは、成長が止まった段階で顎を短くする手術(下顎中抜き手術など)を検討する場合もあります。
【美容歯科からのアドバイス】
手術を伴うような骨格的な悩みであっても、セラミック矯正法であれば、外科手術なしに短期間で見た目の印象を劇的に整えることが可能です。「遺伝だから」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
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日常の何気ない癖が、時間をかけて顎の骨を変形させたり、歯を動かしたりしてしまいます。
乳幼児期から5歳以降も継続すると、骨格自体が変形して上顎が突き出てしまいます。また、永久歯への生え変わり時期まで続けると、前歯が前方に大きく傾き、重度の出っ歯(上顎前突)の原因となります。
鼻づまりなどで「ポカン」と口を開けて呼吸する習慣があると、唇の筋肉が弱まります。その結果、下顎が奥に引っ込み、逆に上顎が押し出されて出っ歯の顔貌になりやすくなります。口呼吸は歯並びだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
成長期に頬杖を突く癖があると、顎関節に大きな負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。また、左右の顎の成長に差が出てしまい、顔の歪みやアンバランスな噛み合わせの原因となります。
舌を前に突き出す、あるいは歯の裏側に強く押し付ける癖があると、上下の歯の間に隙間ができ(開咬)、噛み合わなくなります。また、舌の力で歯列が広がり、全体的な「すきっ歯」を誘発します。
これらの癖も、特定の歯に継続的な力を加えるため、前歯が噛み合わなくなったり、歯がすり減って噛み合わせが悪くなる原因となります。

「乳歯はどうせ生え変わるから」と虫歯を放置することは非常に危険です。
乳歯の虫歯が進行して根の先に病巣ができると、その下で待機している永久歯は病巣を避けて生えようとします。その結果、本来の位置から大きくズレた場所に生えてきてしまい、歯並びを悪化させます。
乳歯は虫歯になりやすいため、毎日の適切な歯磨きと、保護者による定期的な歯科チェックが欠かせません。

虫歯や歯周病、事故などで歯を失ったままにすると、お口全体のバランスが急速に崩れます。
抜けた隙間に向かって隣の歯が倒れ込んできたり、噛み合っていた反対側の歯が伸びてきたりします。これにより噛み合わせが崩壊し、将来的に他の健康な歯まで失うリスクが高まります。
生まれつき永久歯の数が足りない「先天欠損」も、歯並びに影響します。
永久歯が生えてこないことが事前にわかれば、他の歯が生えてくる位置や方向をコントロールすることで、歯列のズレを最小限に抑えることが可能です。