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監修:顧問指導医: 永山 幸
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目次
こうした症状の原因が、歯にあることがあります。
上の奥歯の根の先は、鼻の奥の空洞のすぐ近くにあります。虫歯を放置していると、そこから炎症が広がり、鼻の症状として現れることがあるのです。これを歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)といいます。
上の奥歯の根の先は、上顎洞(じょうがくどう)という鼻の奥の空洞のすぐ近くにあります。
虫歯を放置して歯の根の先に膿がたまると(根尖病巣)、その炎症が上顎洞へ広がることがあります。これを歯性上顎洞炎といいます。
一般的な副鼻腔炎(蓄膿症)は、かぜやアレルギーをきっかけに起こることが多いのに対し、歯性上顎洞炎は歯が原因である点が異なります。
症状が鼻や頬に出るため、副鼻腔炎(蓄膿症)だと思って耳鼻科を受診される方が少なくありません。
しかし原因が歯にある場合、鼻の治療だけでは改善せず、繰り返してしまいます。
原因となっている歯の治療が必要です。
上の奥歯(前から4番目〜8番目の歯。小臼歯から親知らずまで)に、次のような心当たりがある場合は、歯が原因の可能性があります。
「歯は痛くないのだから、歯は関係ないはず」——そうお考えになる方がほとんどです。
しかし、歯の治療を受けたことがなくても、歯が原因になっていることがあります。
虫歯を放置しているうちに、歯の神経が死んでしまうことがあります(失活)。そうなると根の先に膿がたまり(根尖病巣)、そこから上顎洞へ炎症が広がることがあります。
このとき、歯の痛みはありません。神経が死んでしまっているためです。
痛みがないまま進んでいることこそが、このケースの特徴です。
鼻の症状が長引いている方は、歯の痛みがなくても、一度歯科でご相談ください。
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歯性上顎洞炎が疑われる場合、当院ではCT検査を行います。
通常のレントゲンは平面的な画像ですが、CTでは立体的に確認できるため、上顎洞に炎症の所見(上顎洞炎の像)があるかどうか、またどの歯が原因になっているかを詳しく調べられます。
CT検査で上顎洞炎の所見が確認された場合、まず原因となっている歯の治療を行います。
どちらが必要かは、原因に応じて判断します。
治療が完了したあと、改めてCT検査を行います。
上顎洞の状態が改善しているかどうかを、治療前の画像と比べて確認するためです。「治療したから大丈夫」で終わらせず、画像で確かめるようにしています。
歯の治療を行っても十分な改善が見られない場合は、耳鼻科をご紹介します。
上顎洞炎には、歯が原因のものと、そうでないものがあります。歯の治療で改善しないということは、別の原因が考えられるということです。その場合は、耳鼻科での診察が必要になります。
あります。上の奥歯の根の先は上顎洞のすぐ近くにあるため、炎症が広がると鼻の症状として現れることがあります。
原因が歯にある場合、鼻の治療だけでは改善せず、繰り返してしまいます。上の奥歯に心当たりがある方は、一度歯科でご相談ください。
あります。虫歯を放置して神経が死んでしまうと、痛みを感じなくなります。痛みがないまま進んでいることこそが、このケースの特徴です。
上の奥歯(前から4番目〜8番目の歯)です。上顎洞のすぐ近くに根の先があるためです。
なりえます。治療済みの歯でも、根の先に炎症が残っていることがあります。
CT検査を行います。立体的に確認できるため、上顎洞の状態と原因になっている歯を詳しく調べられます。
別の原因が考えられるため、耳鼻科をご紹介します。
検査の内容と治療の範囲によって変わります。当院はすべて自費診療(保険診療・医療券は不可)です。無料カウンセリングの際にお見積もりをお出しします。
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