歯周病初期
目次
歯周病の初期は歯肉炎という状態です。
歯肉炎は歯磨きができていない事が原因です。
歯茎部分に歯垢がたまって細菌が繁殖します。
細菌の侵入から体を守るために、免疫細胞(白血球など)が集まってきて炎症を起こします。
その結果歯茎が腫れて赤くなり、出血しやすい状態となります。
歯肉炎の治療
歯科医院で適切な歯磨き方法の指導を受けましょう。
正しい歯磨き方法は人それぞれです。あなたに合った歯磨き方法を身につけましょう。
また、歯科医院で歯石除去や歯垢の除去などのクリーニングをします。
あとは毎日欠かさず正しい歯磨きを継続しましょう。
初期は歯肉出血がかなりあるので、驚くかもしれません。
でもひるんではいけません。
出血しても気にせず、正しい歯磨きを継続すれば1週間もすれば歯茎からの出血もなくなり、歯茎はピンク色に引き締まってきます。
原因を取り除けば元に戻るのが歯肉炎です。
この状態で歯周病の進行を食い止めれば、歯周組織を失ってしまうことはありません。
初期段階であっても口臭はしてしまいます。
歯周病になっている時点で歯垢がたまっている状況ですので、細菌が繁殖して口臭の原因となるガスが発生しています。